アネモネの育て方・球根の掘り上げ時期
アネモネは、球根や苗や種から育てることができます。球根から育てるのが一般的みたいです。
寒さに強く色鮮やかな花を咲かせます。
アネモネの育て方
日当たりの良い場所がよいです。水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。葉が枯れて休眠に入ったら水は与えません。
肥料は植え付けの時に緩効性の化成肥料を与え生育期に2週間に1回ほど薄めの液体肥料を与えます。
用土
水はけのよい土が良いです。市販の草花用の培養土がお勧めです。
自分で作る場合は赤玉土7、腐葉土3の割合で混ぜ合わせます。
植え付け
球根の植え付けに適した時期は10月~11月頃です。植え付け前にバーミキュライトや水苔などを湿らせて乾燥している球根を1~2日ほど置いておきます。
球根が水分を吸収して膨らんだら尖った方を下にして軽く湿らせた用土に浅めに植え付けます。植え付け後は土が乾くまで水はあげません。
※アネモネの球根は普通の花の球根と違い尖った方が下向きなので間違わないように気おつけましょう。
寒さに当てないと花が咲かない
アネモネは、5℃以下の気温に1ヶ月以上当てないと花が咲かないので鉢植えを取り込むのは12月以降にします。
地植えの場合
地植えの場合は植え付ける2週間ほど前に苦土石灰を用土に混ぜて土壌を中和させておきます。
地植えの場合は深さ3cmほどで10cmくらい間隔を開けて植え付けます。
花が終わったら
花が終わったら花茎の下から切ります。花がらを取り除かないと栄養をとられ球根がやせてしまいますから枯れたらすぐに切り落としましょう。
増やし方・分球
秋頃に親球についた子球を切り離して植え付けます。
球根の堀り上げ
適した時期は6月~8月頃です。葉っぱが黄色く枯れてきた球根を掘り上げて土を落として日陰で10月頃の植え付けの時期まで保管します。
病気や害虫
白絹病やうどん粉病が発生することがあります。
白絹病は、株や球根が白カビで腐ってしまう病気です。病気にかかってしまった株は抜き取るしかありません。
うどん粉病は、葉っぱに白い粉がつきます。風通しが悪く多湿になると発生します。発生してしまったら殺菌剤を散布し対処します。
アネモネの花言葉
アネモネの花言葉は「はかない恋」「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」です。
赤色のアネモネは「君を愛す」、白色のアネモネは「真実」「期待」「希望」、紫色のアネモネは「あなたを信じて待つ」です。
アネモネは高温、多湿に弱いので球根の堀り上げをしないと腐ってしまう事があるので時期になったら掘り上げましよう。
上手に育ててあげれば毎年春になる前のまだ寒い時期に花を咲かせてくれます。是非、育ててみてください♪
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