シャクヤク(芍薬)の育て方・花が終わった後の手入れの仕方

2021年5月29日

シャクヤクは多年草で毎年春になると豪華な花を咲かせてくれます。

 

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シャクヤクの育て方

日当たりの良い場所がよいです。

鉢植えの場合は夏場は風通しの良い涼しい場所に置いてあげると良いです。

水やりは土の表面が乾いてからたっぷりと与えます。

肥料は植え付け時に緩効性化成肥料を与え後は3月と9月頃にも緩効性化成肥料を与えます。

 

 

 

 

用土

水はけのよい土が良いです。

赤玉土4、鹿沼土4、腐葉土2を混ぜ合わせます。

 

 

植え付け

適した時期は9月~10月頃です。

 

鉢植えの場合は8号以上の大き目に鉢がよいです。

植え付け時に緩効性化成肥料を用土に混ぜ合わせ植え付けます。

 

植え替え

適した時期は9月~11月頃です。

3~5年に1回を目安に植え替えてあげます。

 

鉢から株を取り出して土を落とし新しい用土で一回り大きな鉢に植え替えます。

 

 

地植えの場合は

風通しのよい半日陰の場所が良いです。

植え付けの2週間ほど前に土を起こし腐葉土、堆肥を混ぜ合わせておきます。

植え付け時に緩効性化成肥料を用土に混ぜ合わせ植え付けます。

 

地植えの場合の植え替えは5~6年に1回を目安に株分けも兼ねて植え替えます。

 

 

花が咲き終わったら

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花が咲き終わったら花首から摘み取ります。

葉は切り落としません。

10月頃に葉の色が黄色くなり枯れてから切り落とします。

 

 

芽かき

細い茎や余分な芽を切り落として風通しを良くして蕾がついている茎に栄養がいくようにいらない芽や茎は切り落とします。

 

 

摘蕾(てきらい)

栄養がいき届かなくなってしまうので1本の茎につぼみが1つになるようにわき芽から出たつぼみは切り落とします。

 

 

増やし方・株分け

適した時期は9月~10月頃です。

株を掘り上げて1つの株に芽が3~4つ付くように切り分けて切り口に殺菌剤を付けてから植え付けます。

 

4~5年に1回を目安に株分けをしてあげると良いです。

株分けの際はハサミ等は消毒してから使用した方がよいです。

 

 

病気や害虫

うどんこ病、灰色かび病、炭疽病が発生することがあります。

高温多湿になると灰色かび病が発生しやすいので風通しをよくして定期的に殺菌剤を散布すると良いです。

 

 

アブラムシが発生することがあります。

アブラムシが発生した場合は、オルトラン剤などを散布します。

 

シャクヤクの花言葉

シャクヤクの花言葉は「恥じらい」「はにかみ」「謙遜」です。

 

 

 

シャクヤクは乾燥を嫌うので水切れしないように気をつけましょう。

灰色かび病がつぼみに発生すると花が咲かなくなってしまうので予防のため定期的に殺菌剤を散布するとよいと思います。

 

 

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